ボルダリング初心者に贈る登り方3つのコツ
こんにちは!
スタッフのちりです!!
いつもクラリカマニアを読んでいただきありがとうございます♪
都島のボルダリングジム「クラリカ」では
クライミングを初めて体験されるお客様が多いです。
クラリカに来られる初心者の方の一助になれば
と思い初心者の方向けの記事を書こうと思いました。
これから不定期で色々と私ちり自身が思う登り方のコツを紹介したいと思います!
記念すべき一発目は、初心者の方には絶対に知っておいてほしい登り方のコツです!
ボルダリング初心者に贈る登り方3つのコツ
腰を落として肘を伸ばそう!
ボルダリングは腕の力で登るイメージが強いと思います。
ボルダリングが初めての方ならなおさらだと思います。
ですが、ボルダリングは「いかに楽をして登るか」が非常に重要なスポーツです。
楽して登る、とはいかに腕や指への負荷を軽減させて登るか だと思っています。
上記の画像は悪い姿勢の例。
腰が上がってひじが曲がっています。
これだと、腕に高い負荷がかかり、このまま体勢を維持するだけでも大変!
楽をするためにも、
まずは「腰を落として肘を伸ばす姿勢」を意識する必要があります!
上記の画像は良い姿勢の例。
腰を落としているのでひざが曲がっています。
ひじが伸びているので、腕にかかる負荷も軽減されます。
腰を落としてひじを伸ばせば
- 腕に余計な力が入らなくなり楽になる。
- 足にしっかり体重がのってホールドに滑りにくくなる。
- 膝が曲がるので、しっかり足で立ち上がることができる。
などなど、登ることにとってメリットだらけなのです!
足の力をきっかけにホールドを取ろう!
上記でご紹介した腰を落として肘を伸ばすコツですが
ホールドを取りに行くときに肘を曲げて腕の力で行ってしまうと無駄になってしまいます!
腰を落とすと膝が曲がります。
この曲がっている膝からしっかり足でホールドを押すことにより
ホールドを取りに行く推進力を作ってあげます。
この力を使えば、遠いホールドをジャンプしてとる「ランジ」にも応用可能!
脱初心者の道は、この足の力をきっかけにした登りにあると言えます!
ひざを内に入れて体をひねろう!
ひざを内側に入れることによって
体のひねりを使った動きが可能となります!
体をひねるメリットはいくつもあり、
- 体(特に肩)が壁に近づくので、手とホールドの距離が近くなる。
- 腕の力に頼らないので、ホールドを取りに行くのが楽。
- クロスムーブにも応用可能。
- ひざを内側に入れることにより、足で立ち上がりやすくなる。
- 遠いホールドがとりやすい。
などなど…
ボルダリングの上達には必要不可欠な動作なのです!
ひざを内に入れた体をひねる動きは、体が勝手に動くまで反復練習あるのみです!
体のひねりをさっそく実践!
(右手で取った時の画像。右ひざが内側に入って左足は広がってます)(左手でホールドを取った時の画像。左ひざが内側に入って右足が広がってます)
基本的に、右手を出すときは右ひざを内側に。
左手を出すときは左ひざを内側に。
出す手と同じ方向のひざを内側にいれると体がねじれます。
そして、ひざを内側に入れていない方の脚は、必ず広げましょう。
そうしないと、バランスが取れなくなり体が振られてしまいます。
この時、保持している手はしっかり引くこと。
しっかり引いて、体が壁から離れないようにしましょう!
前述したクロスムーブは、手を交差してホールドをとるテクニックです。
ここでもひざを内に入れて体をひねる動作が重要です。
あとは実践あるのみ!
いかがでしたか?
ここでは初心者の方に知ってほしいコツを3つ紹介させていただきました。もっと知ってほしいことはたくさんありますが、まずはコツコツ実践してこれらの動作をものにしていきましょう。
登ってって、なんだか違うな、しんどいなと思ったら、ご自身のスマホで登っているところを友達に撮ってもらいましょう。あれ、こんな動きしてたんだ!と自分の登りに驚愕するはず…(笑) 撮影して自分を客観的に見るのも上達の近道です!
では次回もよろしくお願いします♪